ABOUT
震災後の2012年、東北の地での炊き出し。
「レフェルヴェソンス」生江史伸がつくったホワイトソースの煮込みハンバーグを
「ル・シュクレ・クール」岩永歩がつくった真っ赤なビーツのパンに挟んで、
仮設住宅で避難生活する人々に食べてもらったことが、
この店が始まるきっかけとなる出来事でした。
それまで互いのことをあまり知らなかったにも関わらず、
食べてもらった人々が喜ぶ姿に、
自分たちが美味しいものをつくろうとしてきた意義を共有できた瞬間でした。
その後もパンと料理での切磋琢磨は続き、紆余曲折を経て、
いつの日か一緒にお店をつくることを考えるようになりました。
そして、二人のパンと料理に寄り添ってもらいたい飲み物を考えた時、
「フグレントウキョウ」小島賢治の淹れるコーヒーがそこにありました。
生江が日頃通う場所です。
店名の「bricolage / ˌbrɪkəˈlɑːʒ / ブリコラージュ」は元はフランス語で、
英語では「DIY」、つまり「Do It Yourself」。
もしも欲しい時間や場所があるならば、自分たちの手でその世界をつくってしまおう。
そんな思いを込めました。
パンと料理とコーヒー、それだけではなく、
お店のデザイン、材料、家具、設備、植物、音響、食材、調味料、カトラリー…
空間を構成するすべての要素、それをつくる人びと、
そこにあるべき価値を「ブリコラージュ」したいのです。
「ブリコラージュ」の先に私たちが見るものは、日常のそこにある気持ち良さ、
そして人びとの幸せです。
それは「美味しさ」によってつくることができるはずです。
「美味しさ」を通じて人びととその意思が、まるで木の枝のように上や横に広がって、
葉が芽吹き、花を咲かせていくように、どんどんと成長していく。
その道程で人びとの日常の中にある何気ない食べ物がどれだけ大切か、
気づきに深くつながっていくことを願っています。
気持ちの良い人びとと美味しいものが溢れるこの場所で、
目を閉じて深呼吸をしてみてください。
目を開けた時、いままでの世界よりも多くの彩りが加わっていたら、
それが「ブリコラージュ」のはじまりです。
INFORMATION
- Address
- 〒106-0032 東京都港区六本木6丁目15-1 けやき坂テラス 1F MAP
- Open Hour
- オープン時間は季節によって変動しますのでこちらからご確認下さい。
- Closed
- 毎週月曜日(祝日の場合は営業)
- Reservation
- パンのお取り置きはお電話より承っております。
お席のご予約は受け付けておりません。 - Tel
- 03-6804-3350
- Recruit
- 各部門タイミングによりではありますが、
社員およびアルバイトを募集しております。
ぜひ下記メールアドレスまでお問い合わせください。
job@bricolagebread.com
担当:猪俣
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